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一般眼科

一般眼科とは

一般眼科

日本眼科学会認定の専門医である当院長が、眼や眼瞼(まぶた)、その他の関連症状について診察しています。
「目が痛い」「かゆい」「まぶたが腫れた」「物が二重やかすんで見える」「眼をぶつけた」「疲れる」「乾く」「充血する」などが対象となります。
症状は、一時的なものや軽いものが多いですが、中には繰り返したり、なかなか改善しないものもみられるため、しばしば注意が必要です。
気になる症状がありましたら、一度受診されることをおすすめします。

診察は、診察台にお顔を乗せてもらい、細隙灯顕微鏡という専用の機器を使って眼の観察をします。そして症状と検査所見を照らし合わせながら総合的に判断します。
通常、検査は視力検査、眼圧検査、細隙灯顕微鏡検査 、眼底検査を行い、必要に応じて精密視野検査、OCT検査(眼底三次元画像解析)などを組み合わせます。
診察の結果、更なる精密検査、治療が必要と判断した際は、より詳しい検査が可能な専門病院へ紹介しています。

地域の皆様に信頼される「かかりつけ医」に

地域の皆様に信頼される「かかりつけ医」に

当院は、地域の皆様が身近で、安心して受診できる「かかりつけ医」を目指しています。患者様お一人おひとりに寄り添った治療を、当院長はじめスタッフ一同で取り組んでいます。
「丁寧な診察と分かりやすい説明を心がけ、根本原因の治療に努める」をモットーに、些細な異常も気軽に話せる環境づくりや、お声がけしやすい雰囲気づくりにも努めています。

以下のような眼症状に心当たりがあれば、一度ご受診ください(例)

  • 目に違和感がある
  • 白目が充血している
  • 黒目が白っぽい
  • 目ヤニや涙がよく出る
  • 目がかゆい
  • まぶたが腫れている
  • 目が痛い
  • 慢性的に疲れる
  • 異物感がある
  • 目が乾く など

以下のような見え方がする場合もご受診ください(例)

  • 物が見えにくくなった気がする
  • 物がダブって見える
  • 物が歪んで見える
  • 電灯や太陽の光がひどく眩しい
  • 目の前にチラチラしたものが見える
  • 物がかすんだように見える など

主な眼の疾患

眼精疲労

眼精疲労は、「疲れ目」と同じに思われがちですが、疲れ目よりも症状が重い状態を「眼精疲労」と言います。疲れ目とは一時的な目の疲れであり、休憩や睡眠をとることで回復する状態を言います。一方、眼精疲労は睡眠や休憩をとったとしても改善が困難な状態を言います。
よくみられる症状として、それほど目を酷使したわけでもないのに、眼が痛む、重く感じる、かすんで見える、まぶしく感じる、充血する、涙が出る、物が二重に見える、肩が凝るなどの症状が挙げられます。また眼精疲労が重度になると頭痛、吐き気・嘔吐などもみられるようになります。
眼精疲労の治療には、その原因の特定が重要となります。
たとえば、なんらかの眼や身体の病気が原因であれば、その原因の治療を行います。
度が合わないレンズを使用していれば、より度の合うレンズに変える必要があります。
長時間のVDT作業(パソコンディスプレイを見ながらのデスクワーク)やスマートフォンによる眼の酷使であれば、適度に休憩をとる必要があります。
さらに、ストレスが原因であればストレスを発散する必要があります。
眼精疲労の治療は基本的に原因を取り除くことです。これにより症状は改善します。薬物療法ではビタミン配合の点眼薬や内服薬によって症状の軽減をはかります。

ドライアイ

ドライアイは、涙の量が少ない、あるいは十分な量であってもその質の低下によって、眼球の表面の潤いが失われ、それが原因で様々な症状をきたす状態を言います。
よくみられる症状として、目の乾き、異物感(ゴロゴロする)、疲れ目、充血、メヤニのほか、光をまぶしく感じることがあり、さらに進行すると流涙や痛みを伴うようになります。
こうなると眼表面の角膜は傷つき、時に重症化してしまいます。
本来、涙液によって洗い流されるはずの細かい異物が残ってしまい、感染症やアレルギー反応を起こす要因にもなってしまいます。
原因は、加齢による涙液分泌量の低下、VDT作業(長時間パソコンディスプレイを見続ける作業)、コンタクトレンズの使用、緊張やストレス、まばたきが少ない・不完全である、空気が乾燥している、何らかの病気(シェーングレン症候群 など)が考えられます。
診断は、細隙灯顕微鏡検査(角膜上皮を顕微鏡で観察)や、シルマーテスト(主に涙の分泌量を調べる)、生体染色検査(角膜や結膜の傷を確認する)などで総合的に判断します。
治療は、一般的に点眼薬(人工涙液、ヒアルロン酸製剤、ジクアホソルナトリウム)を用いて角結膜の保護に努めます。
また、炎症が強ければその症状を抑える点眼薬(ステロイド剤など )を併用します。
これら薬剤を使用しても改善が難しい場合は、涙点プラグによる治療を行います。この治療は目頭付近にある2つの涙点(上涙点、下涙点)に人工的に栓をして塞ぎ、涙の排出を止めて溜め、眼球表面を潤してドライアイを改善させる方法となります。

飛蚊症

視線を変えたり、まばたきをしても、同じ場所に糸くずや蚊のようなものが飛んで見えるような場合は飛蚊症が考えられます。
飛蚊症とは、何らかの原因で硝子体に濁りが生じ、その濁りが網膜に投影されることで、目の前に蚊が飛んでいるように見える状態を言います。飛蚊症の多くは病気とは関係のないことがほとんどですが、なかには硝子体出血がみられるケースもあります。また、飛蚊症が見られる病気に、ぶどう膜炎、硝子体出血、網膜裂孔、網膜剥離などがあります。気になる場合は一度ご受診ください。
飛蚊症とは一口に言っても様々なタイプがあります。最も多いのが生理的な飛蚊症です。これは加齢によって硝子体が液化し、また変性や萎縮によって起きる硝子体混濁のことを言い、後部硝子体剥離が含まれます。後部硝子体剝離は特に治療をする必要はありません。ただし、網膜剥離や黄斑円孔などを引き起こすリスクがあるため、経過観察が必要となる場合もあります。
また、硝子体は母体内で胎児の眼球が作られる際、その中に血管が通っています。これは眼球の完成と同時に消えるものですが、この血管の名残が生後も硝子体に残存することで濁りとなって飛蚊症がみられることがあります(先天的飛蚊症)。ただ、この場合も生理的飛蚊症と同じで、症状が進行しない限りは、治療の必要はありません。

結膜炎/花粉症

結膜とは、まぶたの裏と白目の部分を覆う膜になります。この結膜に炎症が起こっている状態を結膜炎と言います。結膜炎は大きく分けて2つのタイプがあります。1つは花粉症に代表されるアレルゲンによって引き起こされるアレルギー性結膜炎。もう1つは細菌やウイルスによって引き起こされる感染性結膜炎です。

アレルギー性結膜炎とは

主にアレルゲン(抗原:アレルギーとなる物質)をきっかけにして発症する結膜炎です。具体的には、花粉(シラカバ、ハンノキ、イネ、ヨモギ など)やハウスダスト(ダニの死骸や排泄物、ペットの毛、フケやホコリ など)によって引き起こされることが大半です。なお、花粉が原因の場合(花粉症)は飛散時期のみ発症するので季節性アレルギー性結膜炎とも呼ばれ、ハウスダストが原因であれば一年を通して発症しますので通年性アレルギー性結膜炎とも呼ばれます。
どちらの結膜炎も、目がかゆい、目の中がゴロゴロする(異物感がある)、メヤニ、充血、流涙といった症状がみられます。症状の程度は人によって様々であり、多くは両眼に症状がみられます。

感染性結膜炎とは

感染性結膜炎は、細菌やウイルスが何らかの原因で眼に感染し、それによって結膜に炎症が起きている状態を言います。主な症状は、流涙、異物感(ゴロゴロする)、メヤニ、充血などで、プール熱がある場合は、発熱やのどの痛みも伴います。

黄斑浮腫

眼の内側には、光を感じるための視細胞や神経線維が並んだ網膜が存在します。この網膜の中心部分にあるのが「黄斑」です。黄斑はものを細かく認識したり、色を判別したりする機能があり、網膜の中で最も重要な働きを持っています。この黄斑が何らかの障害により、血液中の成分が黄斑にたまり、いわゆる「むくみ」を起こしている状態を黄斑浮腫と言います。黄斑浮腫になってしまうと、物が歪んで見えたり、不鮮明に見え、細部が見えにくくなります。たとえば細かい文字が読みにくくなるといった症状が起こってきます。
黄斑浮腫の主な原因には、加齢黄斑変性症、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などがあります。特に糖尿病の方は注意が必要です。治療はレーザー治療や硝子体注射などを行います。

黄斑変性症の詳細はこちら

麦粒腫/霞粒腫

まぶたの分泌線で起こる炎症性疾患のひとつです。麦粒腫は一般的には「ものもらい」と言います。麦粒腫は発症する部位によって、外麦粒腫と内麦粒腫に分けられ、どちらもまつ毛の毛根には膿がみられている状態です。対して霰粒腫はまぶたの中の慢性肉芽腫性炎症で、通常痛みはないことが多く、まぶたそのものが腫れたり、しこりができたりしている状態です。
治療は、主に抗菌薬(点眼もしくは眼軟膏)を使用します。症状が強い場合はステロイド点眼薬を併用します。また膿点がみられる場合は、点眼麻酔をした後に切開排膿を行います。

眼瞼下垂

一般的に「まぶた」と呼ばれる眼瞼が、何らかの原因によって開瞼時でも上がりづらい、下がってしまう状態のことを言います。
目が開けにくい、物が見えにくい、視野が狭いなどの症状が現れます。
眼瞼下垂は、主に上まぶたの筋、腱、神経が障害を受けることで起こります。
たとえば、先天的な上眼瞼挙筋の異常(発育不全や同筋を動かす神経の発達異常 など)によって起こる先天性眼瞼下垂、加齢やコンタクトレンズの長期装用によって上まぶたの腱が伸展したことで起こる後天性眼瞼下垂が代表的です。
また、脳動脈瘤や糖尿病、脳ヘルニアなどの病気による動眼神経麻痺として現れることもあります。さらに白内障など、眼の病気の手術後に炎症が強く出ることで、上まぶたが開きにくくなることもあります。
このように眼瞼下垂の原因は様々なものがありますが、その中でも最もよくみられるのは、加齢によるものです。
なお、上まぶたが下がってくると視界が悪くなってきますので、見える領域を確保するため、無意識に上眼瞼挙筋以外の筋肉を使って眼瞼を上げようとします。そのことで、別の筋肉を酷使することになり、慢性的な疲労、激しい頭痛や肩こりがみられるようになります。また額にシワが寄る、目の二重の部分が幅広くなる、顎が上がるといったこともみられるようになります。

眼瞼下垂を治療するには、下がっているまぶたを上げる手術が必要になります。上まぶたの縁が瞳孔領にかかり、「視界が悪い」「うっとうしい」など、日常生活に支障をきたすようであれば手術の適応となります。先天性眼瞼下垂の乳幼児では、視力が障害を受ける可能性がない限りは、成長を待ってからの手術となります。
手術療法では日帰りによる治療が一般的です。加齢による眼瞼下垂の原因の大半は腱膜の伸展ですので、皮膚を切開し眼瞼挙筋を縫い縮めてまぶたを引き上げる眼瞼挙筋短縮術が必要となります。またハードコンタクトレンズ長期装用による眼瞼下垂もこの手術療法となります。両眼とも下垂している場合は同時に行います。
術後は、まぶたに腫れなどが見られますが、腫れは1~3週間ほどで引くようになります(個人差はあります)。また、上まぶたの皮膚を縫い縮めたことでまぶたは上がりやすくなりますが、それによって目が乾きやすくなります。その際は、目の渇きを防止するための点眼薬を用います。

上大岡mioka眼科

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眼科
院 長
三上 武則
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